ゴジラ-1.0

アカデミー賞を受賞したゴジラ映画

太平洋戦争終戦直後の日本を舞台に、山崎貴監督が手がけたゴジラ映画。

第96回アカデミー賞(R)で、邦画・アジア映画として史上初の視覚効果賞を受賞した話題作である。

私の小さい頃にゴジラの映画を見に行ったことを覚えている。

あのときは確かゴジラ対モスラだったかな。

今回の山崎貴監督に対しては、そもそも強い食わず嫌いな感情がある。

例のドラゴンクエストユアストーリーという映画が最悪だったからだ。

ネットにあるこの作品のレビューを見ると同じような想いを監督に抱いている人が多いようだった。

彼な著名な監督なのか、話題作や強いコンテンツを映画化しているように思うが、

ドラクエ5の映画に対する悪感情が勝り、私はずっと彼の映画はスルーしていた。

しかし、世間が評価した映画を見ないわけにはいかないと思い、今回は観てみることにした。

ちなみに、庵野監督の「シン・ゴジラ」は一定楽しめた感覚ではあります。

確かにすごい、VFX技術

この映画は視覚効果賞を受賞するだけあって、確かに前編ゴジラが登場するシーンは

見応えがありました。

特にすごいなと感心したのは、ゴジラが海を泳いで背びれだけが見えているシーン。

ゴジラのスケールの大きさを感じることのできるシーンでした。

また、ゴジラが東京の街を蹂躙していくシーンもとにかく見応えがありました。

戦隻がゴジラにぶん投げられてぶっ飛んでいくシーンは、映画でもゴジラヤバッと思ってしまいました。

一方で人間ドラマパートは微妙だったかな・・・。

ゴジラの登場しているシーンはハラハラドキドキ手に汗握るシーンの連続でしたが、

人間パートのシーンは正直白々しく感じてしまいました。

もちろん、物語における軸となる、神木隆之介演じる主人公敷島が抱えるトラウマや、

心情についてはわかるのですが、

ところどころ、仲間に対して激昂してしまうシーンなどは不自然であえて、必要だったのかな?と

思ってしまいました。

また浜辺美波演じる「典子」とは、ずっと結婚をしなかったのですね。

その関係性も疑問に思って、どうも人間ドラマパートに入り込めなかったな・・・。

また安藤サクラ演じる近所の奥さんも急に優しくなるので、心境の変化が曖昧でよくわからなかった

です。

せっかく良い役者をたくさん使っているのにその点はとても残念に思いました。

ですが、この映画は圧倒的なゴジラの迫力を見届けるべき映画なので、細かいことは気にせず、

観てみることをお勧めします!

あっ橋爪功、出てましたね

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