BLANKEY JET CITY(ブランキー市長のぶっ飛んだ街)のいかれた世界にようこそ。
ブランキーの最も定番な20曲を時系列順でご紹介する。
ライブでも演奏される定番局から隠れた名曲もあるが、ブランキージェットシティが好きなひとにとっては、ブランキーの曲のうち、ベスト盤に入るような最大公約数な20曲と感じてもらえるのでないかと思う。
カラオケにもだいたいこの20曲があると思うのだが、歌いこなすのは大変難しいので、おすすめしない。
ベンジーの歌い方や音程はオリジナリティがありすぎて模倣は難しいです。
■1 RAIN DOG 2nd BANG!収録
イントロから問答無用でかっこいい。この曲が、 2ndアルバムの1曲目であの不穏なイントロが流れると野生の血が騒ぐ。雨に濡れた犬と追放された堕ちた天使の歌。
■2 冬のセーター 2nd BANG!収録
独特の感性の歌詞が衝撃的で当時話題になったと聞く。不良少年がモデルガンで頭を打ち抜く真似をしてこの世の不条理を嘆きながら、おばあちゃんが編んだ、愛のこもったセーターを着る。なんていかれたすばらしい世界。
■3 ディズニーランドへ 2nd BANG!収録
この曲を聴いた人はやはりこの歌詞に衝撃を受けるらしい。自分かわいさとそして偽善にまみれた自分を直視することになる厳しい歌。冷たい人間の仲間入りはもうしましたか?
■4 PUNKEY BAD HIP 3rd C.B.Jim収録
新しい国ができた人口わずか15人。ブランキージェットシティの建国の歌。この曲によって、これまでのロカビリー、ロッカーズ的な不良の雰囲気から、今後はバイカーズ的な不良の雰囲気へとブランキーは新たな世界を獲得したのだった。
■5 D.I.Jのピストル 3rd C.B.Jim収録
そして、このアルバムではさらにパラノイアないかれた不良の雰囲気もまとうことに成功した。ただしD.I.Jは誰よりも純粋で愛を求める無垢な人間の歌なのだ。メロンソーダとチリドッグさえあれば生きていける。このフレーズはブランキーファンにとってはバイブルだ。
■6 3104丁目のダンスホールに足を向けろ 3rd C.B.Jim収録
この曲はギターがほんとに難しい。そしてそれを歌いながら弾くベンジーは相当練習したに違いない。曲の構成が面白く、そして気づけばくせになっている。頭がおかしくなる前に、3104丁目のダンスホールへ迎え。
■7 悪い人たち 3rd C.B.Jim収録
ブランキーの初期の長尺曲で、照井さんのベースフレーズ、ベンジーのギターアルペジオ、達也の緩急つけたドラムが、たった3人で壮大なこの素晴らしい世界を静かに表現する。
この曲を聴くと、悠久の人間の歴史が浮き彫りになるような気持ちになるが、決して気持ちがいいのものではない。むしろ暴かれた世界に諦めと、自分も腐った世界の一部なのだと思わずには入られない。心にぐっと刺さる1曲。最後に希望だけは残しておいてくれるのが救い。
■8 綺麗な首飾り 4th Metal Moon収録
ブランキーの詩情が詰まった一曲。海岸線がきれいな首飾りでそれが子どもたちへの贈り物だとしたら。子どもたちが見る夢がいかに穢れがないか。そしてこの夕焼けの色が世界の終わりだとしたら。またもやたった3人の演奏でダイナミックにこの素晴らしい世界を表現してくれている。
■9 風になるまで 5th 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする収録
もしもこの場所から自分がいなくなって、誰にも知らせずにどこか遠い海沿いの街へと逃避行したら。こんなことを思ったことはないだろうか。若いころに誰にも連絡を取らずに出かけたことがあるのなら、この曲はぶっ刺さると思う。
■10 青い花 5th 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする収録
ブランキーが迷いながら、キャッチーな作ったら。これがめちゃくちゃいい。ブランキーが世代を歌うなんて信じられないけど、自分にはぶっ刺さった。
この曲に勇気づけられる人は無数にいるんじゃないかと思う。そんな少しひねくれているけど普遍的な歌。
■11 いちご水 シングル「風になるまで」のカップリング曲
長らく、名曲と言われながら聴くことが難しかった1曲。ラストダンスでも演奏をしてくれたし、最後のベストアルバム「白盤」にも収録された。夏の日の真っ青な青空を思い出す。誰もが持つ淡い恋の記憶を思い返さずにいられない。
■12 SKUNK 6th SKUNK収録
ベンジーは動物園が嫌いだったという。そんな反動物園な一曲であるが、そもそもあんたらの常識って間違っているよね?それに気づいているか?という疑問を投げかけられ、あれ?こっちがいかれてる?という気持ちになってしまう1曲だ。世間の常識ほど妄信すると恐ろしいものはないのだ。
■13 15才 6th SKUNK収録
15才の時にこの曲に出会えてよかったと思う。そしてもしも15才の感覚を今でも持てていたら世界はもっと色鮮やかだったに違いない。この曲を聴くと、もう戻らない思春期の不確かな気持ちを思い出す。いつか今のことが懐かしく感じるのかもしれないね。まさにそう。
■14 プラネタリウム 7th LOVE FLASH FEVER収録
ガッシャガッシャのギターのカッティングからイントロがスタート。このアルバムは初のセルフプロデュースで全曲音がいい。ねえ父さん、ハッパを決めるってどういうこと?って父親に聞いた苦い思い出あり。
■15 ガソリンの揺れ方 7th LOVE FLASH FEVER収録
この曲がかっこよくないなんて思える人間がいるだろうか。いやこの曲に何も感じないなんて不感症でもない限りあり得ない。今や聞きすぎてしまったが、あまりにもこの曲がかっこよすぎて、ひたすらこの曲しか聞けなかった時期がある。おそらく世間的にも相当評価が高い1曲。サビの歌詞もくそかっこいい。
■16 赤いタンバリン 8th ロメオの心臓収録
ブランキーのブレイクを決定づけた1曲。青い花のときのような深い悩みもなく書けたのであろう1曲。明るいのが好き。そして、愛という言葉に火をつけて燃え上がらす、いくらか未来が好きになるというフレーズが最高にかっこいい。100%恋に浮かれることができる1曲。
■15 ロメオ 8th ロメオの心臓収録
ライブでの定番曲であり、複雑さを完全排除したような1曲。ブランキーは後期になるとこういった単純な構成の曲を逆にものにできるようになったような気がする。単純であるが、そこにブランキーのグルーブがあり、そうそう真似できるような曲ではない。
■16 SWEET DAYS 9th Harlem Jets収録
とにかく優しい歌。後期になるとこういう曲も作ってリリースできるようになった。この頃にはTVにも普通に出演するようになっていたし、よくビデオテープで録画していたなーと思う。まだまともな携帯もipodもなかったあの時代が懐かしい。気づかなくちゃね、かけがえのない日々に。
■17 ぺピン シングルでアルバム収録なし
ブランキーがかなり売れてきた!次の展開は?というときに急にリリースされたのは、この打ち込みのぺピンだった。その当時はえっ?なんでこのタイミングでこれを?と思ったけど、今では一番聴きごたえのあるのはこのぺピンだ。曲の構成が練りこまれたのがわかる。そして産みの苦しみをこの曲から感じずにはいられない。
■18 SEASIDE JET CITY 9th Harlem Jets収録
俺たちのブランキーがついに帰ってきた!そして新たなある部無を引っ提げてと思っていたら、最高なアルバムができたので解散しますと言われた時のショックよ・・・。
この曲はもう、迷いなく振り切ったブランキー節を披露してくれている。ごちゃごちゃ考えるのはもうやめようぜ。心のままに演奏をしよう。そんな心意気を感じる1曲。
■19 SALINGER 9th Harlem Jets収録
ベンジーが好きなJ.D.SALINGERがテーマの1曲。ベンジーのバイクもサリンジャー号だものね。この曲は、ライブで聞くとめちゃくちゃかっこよかった。この曲のサビは、ギターの1フレーズで聴かせ倒すのはほんとにすごいと思う。疾走感のあるナンバー。
■20 SATURDAY NIGHT ラストシングル
アルバムにもあえて収録しなかったラストシングル。これが最後と思うと切なかったな。この曲もシンプルだけど、ブランキーらしさが詰まった1曲。
達也のドラムはタイトにまとめ、照井さんのベースはグルーヴィ、そしてベンジーのギターソロは神がかっていた・・・。
切迫感を抱えたままで、ブランキーはずっと向こうへ走り去っていってしまった。

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