ガードレールに座りながら/BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)

のちに「THE SIX」というベストアルバム(というかリアレンジアルバムでもある)にアコースティックバージョンが収録されることとなる楽曲。

私は実は「THE SIX」のアコースティックバージョンを先に聴いたのだが、悲しげな旋律と、この曲の切実な歌詞が無性に合っていて、この曲を聴くたびに切なくなった覚えがある。

当時、未成年だった自分にとって、まさに自分もこんな風にこれからずっと純粋のままでいたいと思ったものだった。

しかし、元々のバンドアレンジは、全く印象が異なるものだった。

1stアルバムに収録されたバージョンは、初期衝動をまとい、力を溜めながら、サビパートで一気に解き放す疾走感のあるナンバーに仕上がっている。

1stの音作りには不満も感じることもあるが、初期の重要曲であるため、ライブバンドとして円熟味が増したライブテイクも、ライブアルバム「MONKEY STRIP ACT2」で聴くことが可能。

空を飛びたいのさ 鳥のように自由に

まぶしくて目がくらむほどの青空を

ガードレールに座りながら

コカコーラ飲み干して

君に打ち明けたのさ

僕の夢

世の中はあまりにも汚れすぎていると「僕」は諦めに近い思いを感じながらも、ガードレールに座りながら、純粋すぎる夢を友に打ち明ける。

映画のワンシーンのような情景を思う浮かべることができる。

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