2ndアルバムのタイトルトラックである9曲目。
ライブ版でベンジーがBANG!とつぶやいたあとに流れるイントロがかっこいい。
また、ライブでは、さよならさ、バイバイ!と付け足して歌われる。
ギターは3拍子で意外と難しい。
恋人二人きりの世界で、相手の頭を銃で撃ち抜くという悪ふざけが過ぎた遊びをして相手を悲しませる。
恋人は本当に悲しい顔を主人公へ向けているのだろう。
そんなシチュエーションを歌にしているのだが、どこはかとなく悲しい気分にさせる歌だ。
この曲の主人公はどこかひねくれていて、恋人を心から愛している気持ちに偽りはないのに、
あえて相手を悲しませるようなことを仕掛ける。
しかし、この曲からそうせざるをえないような切迫感を感じ取ることができる。
もっと愛してほしい。今の幸福を信じることができない。
そんな切実な思いがあるからこそ、あえて相手を悲しませてしまう。
ブランキーにしては珍しいラブソングだが、簡単な感情をそうそう歌っているわけではない1曲である。
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