不良少年のうた/BLANKEY JET CITY(ブランキージェットシティ)

ブランキージェットシティのデビューシングル。

このたった1曲だけで、ブランキーは不良少年たちのカリスマとして位置付けられたと言っていい。

イントロのベースのリフが不穏な雰囲気を醸し出す。

彼らは自分たちを不良少年と自覚し、自分たちに馴染めないバブル景気で能天気な世界を傍観する。

曲からは緊張感が漂い、暴発しそうで抑制された曲展開が続く。

そんなブランキージェットシティの1側面が垣間見える曲だ。

ここはどこ、君は誰?

俺は今歌うだけ。

彼らにとってこの世界は悲しくて美しい灰色の世界だった。

この世界に染まろうとしても、うまくできない。

彼らは自分たち世界との間に大きな隔たり、「違和感」を感じながらデビューしたのだった。

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